Sakak's Photo Blog

写真の楽しさに気づけなかったら、たぶんブログはやめていた。

写真を撮る人を撮る

今まさに写真を撮ろうとしている人を「その風景ごと写真に収める」ということが、ちょっとしたマイブームである。 (熱海城から眺める錦ヶ浦/α7+FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS SEL2870)

記憶

写真というのは「ある瞬間、ある場面を切り取ったもの」という価値だけではないんだな、とつくづく思う。 ある場面を切り取るということだけみれば、もう、自分がやらなくても誰かがやってくれたり、機械がやってくれたりするものに、どんどん近づいていく気…

伝え方

そこに立つことでしか、伝えられないものがある。 (駿河湾越しに眺める富士山、静岡県沼津市/α7+Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z)

ごくありふれた日常

若い頃は、常に新しい刺激を求めて生きていた部分があると思う。今、振り返るとそう思う。今は。。。今は、「ごくありふれた日常」を、たんたんと過ごしていけることに「幸せ」とか「ありがたさ」を感じられるようになった。 自分がずいぶん年をとってしまっ…

気に入られた

姪っ子が、通りすがりの猫ちゃんに気に入られたらしい。 私達の行く先々に、鈴を鳴らしながらついてきた。 (窯垣の小径、愛知県瀬戸市 /α7+Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z)

いつもと違う

いつもの場所に、いつもと違う人と来ると、いつもと違うものが撮れた。例えば猫ちゃんとか。 道具や被写体に気づかされることよりも、「人との関わり」によって気づかされることのほうが多い。 (窯垣の小径、愛知県瀬戸市 /α7+Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA …

自分が感じたものだから

美味しかった。雰囲気がすごく気に入った。お店の方たちがとっても感じの良い人だった。 遠くからただ眺めていた景色ではなく、自分の感覚で味わったものだから、その雰囲気を写真を通して伝えられるかもしれないと思った。 美味しそうな匂いが、伝わってい…

足あと

通りすがりの子供が雪のグラウンドで遊んでいたので、シャッターを押そうと思ってカメラをあわてて取り出した。 子供はいなくなっちゃったけど、ちゃんと足あとを残してくれた。ありがとう。 (D7000+AF-S DX NIKKOR 18-200mm f/3.5-5.6G ED VR II)

気持ちがのる時

写真というのは本当に奥深い。シャッターを押して目の前の像を切り取っているだけなのに、自分の気持ちをカタチにしているような気分になる。 自分の気持ちをカタチにする作業がうまくいった時は、写真に気持ちがうまくのったような気がして、「おおっ」とな…

表現する

写真もブログも、どちらも「自分を表現する」という側面では同じなんだよな、ということをあらためて思う。 私はけっこう気持ちの浮き沈みがあるほうなので「言葉で表現したい時」「写真で表現したい時」と、それぞれの場合がある。写真を始めるまでは、言葉…

教えられる

子供に「何か」を教えているつもりが、逆に「何か」を教えられることが多い。 人はこの世に生まれてから、生きていくための知恵を身につけ、経験を日々積み重ねていくのだけれど、そうやって「何か」を得ていくと同時に、失っていく「何か」もまた同時にある…

待ってくれない

被写体は待ってくれない。撮る側の言うことなんか聞いちゃくれない。 だからこそ、狙ってもなかなか撮れないような瞬間を写真におさめることができる時がある。 面白い。 (中部国際空港,α7+Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z)

好奇心

いつも行かないような場所に踏み込んで進んでいくと、思わぬ掘り出し物に出くわすことがある。写真を撮るために一番大切なことは「好奇心」なんじゃないかと思った。 (NEX-5N+MD ROKKOR 50mm F1.4)

人が交差する

人が交差する場所が好きかもしれない。駅、空港、待ち合わせ場所・・・。きっとそこでドラマが生まれているのだと思うから。 (中部国際空港,α7+Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z)

逆光

「太陽が今どこにあるのか」をいつも意識していることに気付いた。写真を撮るようになってから変わったことの1つ。 (中部国際空港,α7+Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z)

遊ぶ

暇だから遊ぶんじゃない。遊ぶために生きているんだ。 (NEX-5N+MD ROKKOR 50mm F1.4)

途中で止めるという決断

今年、初バスケ。年末からずっと続いていた「のど風邪」がやっと治った直後だった。 1時間くらいプレーした後、休憩中に咳が出てきた。少し迷ったけど、今日は止めることにした。今日は、ここで引き上げる。 社会人になってからスポーツをしていて、一番大…

素直になる

写真を撮り始めた最初の頃は、写真を撮ること自体を楽しむというよりも、撮った写真がどうだったのかが全て、みたいな、そんな感覚だった。 今はだいぶ変わってきたなあ。 写真を撮ること、シャッターを押している瞬間とかが気持ちいいから。 うまく撮れなか…

時間

人工的に作られたものではなくて、「時間をかけて自然とそうなってしまった」というものに、すごくパワーというかエネルギーみたいなものを感じるようになった。だから、そういうものに惹かれるし、シャッターを押したくなる。 (窯垣の小径/愛知県瀬戸市、…

男の子が好きなもの

ごちゃごちゃしてるけど機能的な「工場の風景」にすごく惹かれるのは、サンダーバードのトレイシーアイランドに対する憧れようなものがあるからだろうか。子供の頃、秘密基地を作って遊ぶのは男の子の遊びとしては定番だった気がする。 そんなことを考えてい…

スポーツは頭を使う

今日のゲームはダメだった。自分のチームの歯車になりきれていなかった。 ゴール下の決定的なシュートを何本も外した。もっと積極的に取りにいけば取れるリバウンドを、目で追うだけで見過ごしてしまった。体のパフォーマンスが落ちていることもあるが、もっ…

路地裏

メインストリートが華やかな場所であればあるほど、路地裏の魅力が増してくる気がする。多くの人がメインストリートのほうばかりを気にしている時に、わざと人けのない路地裏に入り込む。そこで運良くお気入りのアイテムを見つけた時は、まるで宝物を探し当…

写真好き、カメラ好き

「カメラ機材の使い方を習得し、より多くの良いカメラ・良いレンズを持っているか」ということよりも、「いつもカメラを持ち歩き、撮りたいものを探してふらふらしているか」ということのほうが、最終的に納得できる写真を撮れることが多いんじゃないかって…

その道のプロ

そこに行けば「その道のプロに」会える。小売店が大型化していき、そういう店が少しづつ減っていった。その後、ネットショップが台頭し、人と対面する機会さえもなくなっている。 昔ながらの商店街には、どの店にも、その道のプロしかいない。もちろん、時代…

褒める

市とか町とかの行政に対しては、今までの自分だったら「ちゃんとやって当たり前、おかしなところには文句を言う」的な、そんな部分が少なからずあったと思う。 (ここ最近)写真を撮りながら町を歩いていたりすると、すごく整備された景観であったり、町を活…

教えられたこと

陶器とか、まったく興味がなかったのだが、さまざまなものを写真におさめていくうちに、自然と惹かれるアイテムの1つになった。 写真を通じて教えられたものがある。これから、もっともっと増えていくと思う。 (瀬戸蔵/愛知県瀬戸市、α7+MC ROKKOR-PF 50…

運命

そのレンズとの出会いが、運命なんじゃないかと感じる時がある。 今日はこのレンズで撮るんだと決めて、何枚も何枚も撮るんだけどうまくいかなくて、「あー、今日はダメだ、しくじったよ~」となってしょんぼり気分になる。最後の最後に、カメラバッグからダ…

好きなもの

「好きなもの」は、他の誰かに理解されないこともある。「何でそんなのが好きなの?」と言われることもあるかも。 でも、人にどう思われるかはどうでもいいんだ。好きなものがあるってことが素晴らしいんだ。深く深く好きであればあるほど、良い。人にどう思…

もがく

色味とか風味とかは(RAW)現像時にゆっくりやれば良いわけであり、現場ではSSとか絞りとか構図とか、とにかく撮りきることに専念すれば良かったんだ。なにを当たり前のことを、と言われそうだけど、そんな当たり前のことでけっこうもがいていたようだ…

狙う

狙ってもなかなか撮れないような絵が撮れると、うれしくなる。そしてまた撮りに行くんだけど、今度は狙いすぎてぜんぜん撮れない。 だから、面白い。 (D7000+AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G)