Sakak's Photo Blog

写真の楽しさに気づけなかったら、たぶんブログはやめていた。

2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

都会と都会的

夏頃に、モトシさんと東京駅の丸の内北口で待ち合わせて、そこからカメラを持ってブラブラした。少し歩いた後、休む場所を探していったん立ち止まったのがこの場所。 「都会の中のオアシス」といった感じだった。良い感じだった。自由気ままにくつろぐ人達も…

いつもと違う景色

いつも1人で行ってる場所へ、いつもと違って、仲間と行った。いつもと同じ場所なのに、いつもと違う景色に出会った。 視点も違えば興味を持つものも違うんだっていうアタリマエのことに気づいた。写真好きの仲間とブラブラするのは、刺激を受けることが多い…

商店街を支えている人

「商店街はなくらない」と表のブログには書いたものの、「閉店します」という張り紙をブラブラしながら何度も見たし、すでにシャッターをおろしている店も多い。 あと、10年後、20年後はどうなっているか。30年後となれば、私の世代はその商店街活用層…

自分

自分撮りをした写真というのは、自分を見せたいからやっているのだと思っていた。 やってみたら、自分撮りとは「写真という世界観の中に、自らの手で自分をキャスティングできる唯一の方法」だということに気がついた。 写真が面白くなってきた。 (NEX-5N+E…

大人

子供の頃、オヤジの姿を眺めて漠然と考えていた「大人のイメージ」は、「晩酌する、演歌聴く、ゴルフする」だった。 当時の俺が見つめていたオヤジの年に、俺はたどり着いた。晩酌も演歌もゴルフも俺はやらない。 「大人になること」と「オヤジみたいになる…

タイムスリップ

母校(高校)の文化祭。卒業以来、初めて訪れた。最も驚いたのは、多くの備品が当時から全く変わっていなかったこと。靴箱、教室の机、イス、黒板、いろいろ。もう25年以上も経っているのに? おかげで、タイムスリップ感を味わえた。思い出が蘇ってきた。…

実感

気分を変えたかった。カメラを持って、好きな場所へ向かった。ただシャッターを押せればそれだけで満足できる場所だった。 良い写真を撮る必要なんてない。ただ写真を撮りたかった。シャッターを押したかった。 スマホやコンデジになくて、一眼レフのカメラ…

贅沢な道

これが生活道路だそうだ。なんと贅沢な。何度も歩いてみたくなる道。 (窯垣の小径/愛知県瀬戸市、NEX-5N+MC ROKKOR-PF 50mm F1.7)

無駄なものは無し

雨の日には、雨の日にしか撮れない写真がある。無駄なものなど、何一つ無い。 (栄/名古屋市中区、NEX-5N+E18-55mm F3.5-5.6 OSS SEL1855)

何もないけど何もいらない

便利で楽になるものは何もない。それでも、目の前に広がる景色は私の心をわしづかみにする。 ここには何もない。でも、何もいらない。 (読谷村/沖縄県、NEX-5N+E18-55mm F3.5-5.6 OSS SEL1855)

夕焼けの始まり

飛行機雲は、ここから始まる夕焼けショーの合図だった。 (読谷村/沖縄県、NEX-5N+E16mm F2.8 SEL16F28)

東京

東京は新しいものから古いくてシブいものまで何でも揃っている魅力的な街だ。古いものが時間の経過とともに劣化していくのが地方だとすると、古いものが古いなりの良さを適度に保ちながら存在し続けているのが東京だと思う。 (新橋/東京)

モノクロでしか伝えられない何か

この写真を撮ったのは、2回目に訪れた時だったと思う。この日はなぜか、モノクロで撮ることを最初から決めていた。いや、正確に言うと、現場について、その立ち姿を見た瞬間に決めた。 モノクロでしか伝えられない何かというのがあるような気がする。この廃…

季節

写真を撮り始めてから、季節に対する感度が上がったかもしれない。季節を意識することで、写真の中に、伝えたいメッセージをやんわりと忍ばせることができるからかな。 (NEX-5N+MC ROKKOR-PF 50mm F1.7)

今度はゆっくり好きになる

若い頃は、欲しいものを手に入れる時、常に全力だった。急いだ。そうすることが自分にとって良い結果を生むと思っていた。何度も失敗することになるのに、同じことを繰り返した。 今度はゆっくり好きになる。大切なものほど、急がない。急いじゃだめだ。ゆっ…

自分にしかできないこと

被写体そのものに、すでに魅力が詰まっていて、誰が撮っても良い写真になってしまうという場所がある。その一方で、普段は見向きもしないで通り過ぎるような、そんな場所が身近にたくさんころがっている。 「誰でもできること」「みんながやっていること」は…

パンを見る前に

初めて立ち寄ったパン屋さんだったが、店に入った瞬間、この店が好きになった。まだ、パンを見てもいないのに。この店のオーナーは、きっとパンが大好きだ。 (神の倉ベーカリー/名古屋市緑区)

心にひっかかるもの

撮りたいものが、いつもわかりやすいところにあるとは限らない。 通りがかりにみた風景が、いつまでも忘れられない思い出の1場面になることだってある。 「誰かの心に引っかかる写真」を撮りたいと思う。そのためには、自分が、自分の心にひっかかる場面に…

今度はひとりでいい

若い頃、彼女を連れて海にドライブに行くことが時々あった。気に入った場所がいくつかあった。きっと俺は「海が好きだ」とか言ってたんだろうな。今思えば、俺が好きだったのは、海ではなくて「海に彼女を連れてきた自分」だったんだろうな。 あれからずいぶ…

突き抜ける

写真において「強いメッセージ性を持つこと」と「見る人の想像力をかきたてること」とは共存することはできるのか。メッセージが強すぎて、そのとおりにしか見えない写真は、見る人の想像力を封じ込めることにならないだろうか。ただ、メッセージの強さが突…

命が宿る

人が写り込んだ写真は、写真を眺めている時間が長くなる。その写真の中で、歩いている人、働いている人、おしゃべりしている人。。。。。その写真の中で、まるで人が生きているようだ。写真の中に人をいれた時から、その写真に命が宿る。 (箱根湯本駅/小田…

箱根を知る

小田原とか箱根とか、超メジャー級の地名を出しておきながら「もっと早く気がつけば良かった」というセリフをはく40半ば過ぎのオッサンもどうかと思うのだが、とにかく、これが本音だ。小田急最高、ロマンスカー最高、登山鉄道のスイッチバック最高、箱根…

子供の目はごまかせない

子供の目線、動線を考えて作られた遊具と、そうでない遊具との差は、子供を見ていれば一発でわかる。前者の場合、その魅力に取りつかれまったく離れようとしない。子供の判定は、大人が考えているよりずっとシビアだ。

美しいと思うもの

「美しい」とか「キレイ」だとか感じたものを、私は写真でうまく表現できているのだろうか?自分ではよくわからない。ただ、自分が好きになったものは、好きであることが写真から伝わっているらしい。それは、なんとなくわかってきた。だから、もっともっと…

かつて子供だった大人へ

小田急はいい。

雨は嫌いじゃないんだ

ひとことを書く。