名古屋から仙台までやってきたところ、突然、目の前に現れた秋の景色。 そこには燃えるような赤や黄金色の絨毯が広がっていた。 まるで、自分が住む世界の季節が、一気に駆け抜けていったような感覚に襲われた。 (Sendai, iPhone15 Pro Max)
夕焼けが茜色に染まり、夜へと移り変わるわずかな時間。 黄昏時は、何とも言えない独特の雰囲気がある。 ただ、その時間は短い。 (Toyama, iPhone15 Pro Max)
ここ数年、名古屋駅周辺の高層ビル群が街のシンボルだったが、最近では栄の再開発が活発化し、街の重心が移りつつあるように思う。久しぶりに夜の栄を歩くと、新しい商業施設やおしゃれな飲食店が増え、活気あふれる街に生まれ変わっていた。 (Nagoya, iPho…
今年も桜の季節がやってきた。 (愛知,iPhone15 Pro Max)
昼間の喧騒とは異なる静寂な夜の世界がそこにはあった。 (浅草寺/東京・浅草、iPhone 15 Pro Max)
息をのむほどの美しさ。色が良い。必要な色が全部ある。 (南禅寺・天授庵/京都、iPhone 15 Pro Max)
鮮やかな赤の周りを囲む緑。色のコントラストが素晴らしい。 丁寧に手入れされていることにただただ感心する。 (南禅寺・天授庵/京都、iPhone 15 Pro Max)
こんな鮮やかな虹を見たことがなかった。仕事帰りに空にかかるこの虹を見つけて、慌てて車を降りてシャッターを切った。 (flickr "Explorer" , August 10, 2023, iPhone 12 Pro Max)
その被写体を前にした時、「おっ」と思わず声が出てしまうような、そんな瞬間があった。 長い時間の経過にさらされてそこに存在しつづけたそれは、私の心を動かした。 (苗木城跡/岐阜県中津川市、α7Ⅲ+SEL55F18Z)
普段なら見過ごされる景色が、カメラを手にした瞬間からその場面が浮かび上がって見えてくるような、そんな感覚がある。 (せと末広町商店街/α7Ⅲ+SEL55F18Z)
「何もないよ」と形容される街。私は個人的にその「何もない」を確かめたいと思っている。 多くの場合、どんな街にも何かがある。 (せと末広町商店街、愛知/iPhone 12 Pro Max)
旅の思い出として印象に残るシーンは、意外とどこでもありそうな何気ない風景だったりする。私の興味が「特別な何か」ではなく、「訪れた街の日常」に興味があるからかもしれない。 (鷹匠小路(八戸、青森)/α7Ⅲ+SEL55F18Z)
夜になると途端に魅力を出しまくる場所がある。 (鷹匠小路(八戸、青森)/α7Ⅲ+SEL55F18Z)
巨大なものは、リアルに限る。 (復元した大型掘立柱建物、三内丸山遺跡(青森)/α7Ⅲ+SEL55F18Z)
旅の途中、地元の高校生らしき二人が流木に腰掛けている風景に出会った。見知らぬ土地で、いつもと違う空気を吸ってみることの良さをあらためて感じた瞬間だった。 (青森、あおもり駅前ビーチ/α7Ⅲ+SEL55F18Z)
何も変わらない。ただ桜が咲いただけ。なのにとても愛おしい。 (愛知/Sony ILCE-7M3+FE 24-105mm F4 G OSS)
写真を撮っている時、撮った写真を見た時、久しぶりの高揚感があった。 (八幡堀/滋賀、NEX-5N+Sigma 60mm f2.8 DN ART)
本能の赴くまま、好きな被写体・構図に対峙できたことの喜びをかみしめた。 (八坂の塔/京都、α7Ⅲ+SEL24105G)
写真の良し悪しは、撮る人の持つ熱量の総量で決まるのかなと個人的には思っている。 人の目にふれることも少なく、アクセスも良く無いこの駅に私は4年前に夢中になっていた。 季節や天候や時間帯を変えて夢中になって写真を撮っていた。 そんな時に撮れた1…
初めて見る光景に心躍ることがあり、心躍る時に納得の写真が撮れることが多い。 「心躍る場所はどこにあるだろうか?次はどこに出かけようか?」と思う。 そんなふうに自分を突き動かしてくれるのは、今のところ写真しかない。 必要以上にのめり込む必要はな…
シャッターを刻みながら思い出を作り、写真を振り返りながら再び思い出になっていく。 (川越氷川神社/埼玉、α7Ⅲ+SEL55F18Z)
「良い写真が撮れた」というより「良い瞬間に出会えた」くらいの感じでいい。 そのくらいのハードルの高さ(低さ)で写真を楽しんでいたい。 無理をしない。前のめりにならない。何も撮れない日があってもいい。 良い瞬間に出会えたなら、それでいい。 (小…
私は動くものを被写体として選ぶことをあまりしない。 「動き」よりも「色」が先に脳内に展開されるからかな。 写真を撮る時に、私が見ているのは「光と影、そして色」。 それが私の興味対象であり、私の写真の個性となっているはず。 (秋葉原、α7+Sonnar …
やけにたくましくなった息子の背中に、つい見とれてしまった。 「いつの間に?」と思う気持ちと「センチメンタルな」気持ちと半々だ。 今年も、来年も、この場所で桜の写真を撮っていきたい。 (2016年春、愛知/α7+MINOLTA MC ROKKOR-PG,50/F1.4)
一生に一度のシャッターチャンスを狙って撮りにいっているつもりはないが 撮れた写真が一生に一度の瞬間だったと、後で振り返ることは多い。 (洞爺湖、北海道/NEX-5N+SIGMA 60mm F2.8 DN)
1日中持ち歩いても、出番は1度あるかないかの中望遠、85mmレンズ。 ただ、そんな1度のチャンスで撮った写真がその日のベストになることも多い。 そんな飛び道具的な中望遠レンズが、私はけっこう好きだ。 (醒ヶ井、梅花藻(滋賀県米原市)/α7+85mm F2.…
マニュアルフォーカスで撮るようになってから、 ファインダー越しに被写体を見る時間が長くなった。 しっかり被写体を捕らえてからシャッターを押す。 やみくもにシャッターを押して枚数で打率を稼ぐよりも、 最終的に自分の納得できる写真が撮れてる気がす…
静まりかえったアーケードには、まだ、昼間の余韻が少しだけ残っていた。 (沼津漁港/静岡、α7+Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA SEL35F28Z)
ファインダーを覗いた時に、ゾクゾクするような、そんな高揚感を得ていた。 そんな感覚が、出来上がる写真の仕上がりにつながっている気がする。 あの日見た海を忘れない。あの日撮った写真のことも、忘れない。 (江ノ電・鎌倉高校前駅/神奈川、α7+Sonnar…
どこに出かけても、商店街を探してしまう。 そして、そこは期待を裏切らない。 (荒神堂小路/尾道、α7+Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA SEL35F28Z)