Sakak's Photo Blog

写真の楽しさに気づけなかったら、たぶんブログはやめていた。

α7

飛び出て見える

何でもかんでもコンピュータが答えを出してしまう世の中になったら、つまらないね。 ガジェットは「自分の手でやれる余地がある」ほうが、最終的に飽きないし、面白い。子供を見てればよくわかる。 (α7+MD ROKKOR 50mm F1.4)

夏を感じるのは、暑さだけじゃない。 (α7+Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA SEL35F28Z)

手に入れるまでの体験

「より安く、より良いものを手に入れたい」というよりは、何があるのかを探しに行き、適当に買い食いしながら、ブラブラするのがすごく楽しい。帰る頃には、この朝市にまた行きたい、と思う。 商店街の役割に似ていると思う。より安いか?より品数が多いか?…

ますます目が離せなくなる

いつもの商店街で、シャッターを押す。 理由は特にない。ただ、好きだから。カメラ片手にブラブラ歩いている時間が好きだから。 最近は、そこに何の店があり、どんな人が何を売っているのかっていう興味も出てきた。だから、機会があればお店の方とおしゃべ…

その瞬間

その瞬間に出会えたことは、ただの偶然に過ぎない。 だから、出かける時にカメラが手放せない。 (α7+Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z)

ふるさと

旅行からの帰り。地元名古屋の空港に降り立った時に、見た空だ。 北海道旅行の帰りは、いつもそうだ。地元にもどってきた安堵感よりも、どこか寂しく、切ない感じがする。夢から現実に引き戻されてしまったような。 私は小・中学のうち、3年間を北海道(千…

ドラマ

通りすがりの公園。 その公園のことは、今まで気にもとめなかったが、なんだか賑やかだったので、立ち寄ってみた。 土曜の昼下がりに、散歩を楽しむカップルや、ベンチに座って本を読む青年や、みんなそれぞれ自分の自由な時間を過ごしていた。その中に、踊…

一つ一つの駅に、それぞれに歴史があるはずだ。 特に、新しくてピカピカしている駅よりも、しっかり使い込んだ駅のその姿に惹かれる。 大勢の人がその駅にかかわり、そこで多くのドラマが生まれたのだろうな。 そんなことを妄想したら、シャッターを押さずに…

続く

「古いから良い」のではなく、「なぜ続いているのか」を考えると、また味わい深い。 (名古屋駅西銀座商店街、α7+Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z)

視点

公園は、子供の視点を失った大人にとって、それを思い出すキッカケになる場所かもしれない。 子供の背の高さまで降りて行って、そこに広がる景色を見ると、子供の頃のキモチがよみがえる。 (あいち健康の森公園/愛知県大府市、α7+E16mm F2.8 SEL16F28+VCL…

公園

公園を、子供だけのものにしておくのはもったいない。 (あいち健康の森公園/愛知県大府市、α7+E16mm F2.8 SEL16F28+VCL-ECF1)

残す

狭い路地を入って行くと、そこにはお寺を中心に配置された木造家屋群と、にぎやかな子供たちの声があった。 自分が今、どこで、何をしているのかを忘れさせてくれるような、そんな場所だった。 (いろんな偶然が重なったことで)まるで時間が止まっていたか…

住人

この小径で、最近よく出会うのがこの猫ちゃん(たぶんこのあたりの住人)。「また来ますのでこれからもよろしくお願いします」と伝えておいた。 (窯垣の小径、α7+Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z)

集中する

子供を見ていて一番うらやましく思うのは、体力の残りが最後の1mgになるまで、いや、全て使い切るまで、全力で遊びに集中できること。 我々大人が日々苦労しているのは、遊びでも仕事でも「どうやったら全力で集中できるかどうか」ってこと。テクニックを…

特別なこと

男として教えられることなど何もない。 何一つ、計算どおりうまくいったことなどなかったから。 そばに誰かがいてくれることを、”あたりまえ”ではなく”特別なこと”だと思えたら、それでいい。 (α7+Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z)

受け止める

誰かが楽しそうにしている姿を、素直に受け止められるようになった。なんでだろう?悟りを開く年頃か?(笑)。 いつもと変わらぬ普通の道が、ちょっとだけ普通じゃなくなって、そしてそこに立ち止まる人が嬉しそうに写真を撮っていた。そんな姿を見ていたら…

人を撮る

去年の春に自分が撮った写真を見ていた。いろいろな場所で桜を撮っていたのだけど、とにかく、人がほとんど写っていない。去年が、というより、去年までの私の春の写真がおおむねそんな感じだった。 ◇ それから、1年という時間がたった。今年の春の写真には…

日本人

人が多いね。 楽しそうに花見をしているところを伝えようと思っていたが、座り込んでスマホの画面を覗きこんでいる人とかいるし、どうしたものやら(苦笑)。 同じ時に、同じ場所で、同じことをして安心するという、いかにも日本人っぽい光景なのかもしれな…

伝わるかどうか

春になると、ネット上には桜の写真が咲き乱れる。 私自身も、この時期になると、とにかく桜のキレイなところに出向き、シャッターを押しまくっていたように思う。今までは。 そんな気持ちが少しづつ変わってる。 キレイな桜の写真・・・たぶん、私がどうがん…

繰り返し訪れる風景

今年も桜の季節がやってきた。 「毎年繰り返し訪れる風景」と「少しづつ変化していく者の姿」を、両方とも写真に撮っておきたいと思う。 (α7+Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z)

寒桜

こんな時期に、もう花見ができるとは思わなかった。全く知らなかったのだけど、修善寺寒桜は3月中旬が見頃だそうだ。想定外の出来事というのは、旅の醍醐味でもある。 (修善寺寒桜、静岡県伊豆市/α7+Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z)

写真を撮る人を撮る

今まさに写真を撮ろうとしている人を「その風景ごと写真に収める」ということが、ちょっとしたマイブームである。 (熱海城から眺める錦ヶ浦/α7+FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS SEL2870)

記憶

写真というのは「ある瞬間、ある場面を切り取ったもの」という価値だけではないんだな、とつくづく思う。 ある場面を切り取るということだけみれば、もう、自分がやらなくても誰かがやってくれたり、機械がやってくれたりするものに、どんどん近づいていく気…

伝え方

そこに立つことでしか、伝えられないものがある。 (駿河湾越しに眺める富士山、静岡県沼津市/α7+Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z)

ごくありふれた日常

若い頃は、常に新しい刺激を求めて生きていた部分があると思う。今、振り返るとそう思う。今は。。。今は、「ごくありふれた日常」を、たんたんと過ごしていけることに「幸せ」とか「ありがたさ」を感じられるようになった。 自分がずいぶん年をとってしまっ…

気に入られた

姪っ子が、通りすがりの猫ちゃんに気に入られたらしい。 私達の行く先々に、鈴を鳴らしながらついてきた。 (窯垣の小径、愛知県瀬戸市 /α7+Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z)

いつもと違う

いつもの場所に、いつもと違う人と来ると、いつもと違うものが撮れた。例えば猫ちゃんとか。 道具や被写体に気づかされることよりも、「人との関わり」によって気づかされることのほうが多い。 (窯垣の小径、愛知県瀬戸市 /α7+Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA …

自分が感じたものだから

美味しかった。雰囲気がすごく気に入った。お店の方たちがとっても感じの良い人だった。 遠くからただ眺めていた景色ではなく、自分の感覚で味わったものだから、その雰囲気を写真を通して伝えられるかもしれないと思った。 美味しそうな匂いが、伝わってい…

表現する

写真もブログも、どちらも「自分を表現する」という側面では同じなんだよな、ということをあらためて思う。 私はけっこう気持ちの浮き沈みがあるほうなので「言葉で表現したい時」「写真で表現したい時」と、それぞれの場合がある。写真を始めるまでは、言葉…

教えられる

子供に「何か」を教えているつもりが、逆に「何か」を教えられることが多い。 人はこの世に生まれてから、生きていくための知恵を身につけ、経験を日々積み重ねていくのだけれど、そうやって「何か」を得ていくと同時に、失っていく「何か」もまた同時にある…